クラウドワークスとランサーズの違い|初心者はどちらを選ぶべきか
こんにちは、Toshiです。
建設コンサルタント会社でフルタイムで働きながら、AIを活用してフリーランスを目指す過程を発信しています。
クラウドソーシングを始めようとすると、最初にぶつかるのがこれです。
「クラウドワークスとランサーズ、どっちに登録すればいいの?」
私も同じところで止まりました。
比較記事をいくつも読みましたが、どれも「稼げるようになった人」が書いたものばかりで、登録前の自分には遠く感じたのを覚えています。
先に正直に書いておきます。
私は両方に登録しましたが、受注実績はまだゼロです。
ですのでこの記事は、「稼いだ結果から語る比較」ではありません。
登録して自分の目で確かめられたことと、初心者がどう選ぶべきかの判断軸をまとめたものです。
これから登録する方が、私のように2か月も迷わずに済むように書きました。
結論:初心者は「両方登録」でいい。ただし主軸は1つに絞る
最初に結論から書きます。
迷っているなら、両方登録してしまうのが早いです。
理由は3つあります。
- 登録は無料で、費用が発生しない
- 案件一覧は登録しないと十分に見られない
- 比較材料は、外から読むより中に入った方が正確
私は「どちらか選ばないと」と考えて2か月ほど動けませんでした。
振り返ると、選ぶための材料を、選ぶ前に集めようとしていたのが間違いでした。
ただし、ここからが本題です。
両方を同じ熱量で運用するのは、会社員には無理です。
登録は両方でいい。でも、主軸にするのは1つに決める。
この記事では、その決め方をまとめます。
クラウドワークスとランサーズの基本的な違い
まず、よく比較される項目を整理します。
| 比較項目 | クラウドワークス | ランサーズ |
| 規模 | 国内最大級 | 国内最大級 |
| 手数料の仕組み | 報酬額に応じた段階制 | 金額にかかわらず一律 |
| 案件の傾向 | 初心者向けの小口案件が多い | 専門スキル寄りの案件が目立つ |
| 発注者側の手数料 | かかりにくい | かかる場合がある |
| 本人確認 | あり | あり |
| ポートフォリオ掲載 | 可能 | 可能 |
手数料の料率について
各サービスの手数料は改定されることがあります。正確な料率は必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。 この記事では、初心者が判断する上で重要な「仕組みの違い」に絞って解説します。
違い1:手数料は「率」より「仕組み」を見る
比較記事で一番よく取り上げられるのが手数料です。
ただ、初心者のうちは何パーセントかより、どういう仕組みかを理解する方が役に立ちます。
段階制と一律の違い
クラウドワークスは段階制です。
報酬額が大きくなるほど、手数料の率が下がっていきます。
ランサーズは一律です。
金額にかかわらず、同じ率が引かれます。
どちらが有利になるか
ここから導ける結論はシンプルです。
- 小さな案件を数多く受ける → 一律の方が読みやすい
- 大きな案件を少数受ける → 段階制の方が有利になりやすい
そして、ここが大事なところです。
初心者が最初に受けるのは、ほぼ確実に小口の案件です。
数千円から、高くても数万円。
その金額帯では、両者の差は「数百円から千円台」にしかなりません。
手数料で消耗しない方が早い
1件目を受ける前に手数料を比べて何日も悩むのは、正直に言って時間の無駄でした。
私自身、比較記事を読み込んで数字をメモまでしましたが、受注がゼロの状態では、その差は1円も発生していません。
手数料が効いてくるのは、継続案件や単価が上がってからです。
最初の1件を受けるまでは、判断材料として弱い。
これが、両方登録してみた率直な感想です。
参考記事:AI副業4か月の振り返り|会社員が学んだこと・変えたこと
違い2:案件の探しやすさ
登録して実際に触って分かったのは、案件一覧の使い勝手には明確な違いがあるということです。
ただしこれは、どちらが優れているという話ではありません。
自分が探したい仕事によって、見つけやすさが変わります。
確認すべきなのは、次の3点です。
1. 自分が受けたい仕事のカテゴリに、案件が何件あるか
両方の検索窓に、同じキーワードを入れてみてください。
- 「記事作成」
- 「データ入力」
- 「資料作成」
件数が明らかに違うことがあります。
件数が多い方が、単純に応募機会が多いということです。
2. 募集文が具体的な案件が多いのはどちらか
これは件数より大事だと考えています。
募集文には、はっきりと2つの型があります。
具体的に書いてある募集
本数、納期、参考にしてほしいもの。
読めば作業の流れが想像できます。
「うまくやってほしい」としか書いていない募集
一見、自由度が高そうに見えます。
しかし、受けた後に基準がないのは、受注側にとっても発注側にとってもトラブルのもとです。
実績がないうちは、前者だけに応募するべきだと私は考えています。
どちらのサービスに前者が多いかは、あなたが受けたいカテゴリによって変わります。
だからこそ、自分の目で見る必要があります。
3. 管理画面が自分にとって見やすいか
地味ですが、続けられるかどうかに直結します。
会社員が副業でやる以上、触れるのは疲れた夜です。
読み込むのに気力がいる画面は、それだけで開かなくなります。
参考記事:クラウドソーシング初心者ガイド|案件の選び方と提案文の書き方
違い3:プロフィールで見られるもの
両方に登録して、一番時間がかかったのがプロフィール欄でした。
登録そのものより、ここで手が止まります。
盛れば嘘になる。
正直に書けば、何もない人に見える。
ただ、求められる項目はどちらもほぼ同じでした。
| 項目 | 内容 |
| 本人確認 | 身分証の提出。信頼性に直結する |
| スキル登録 | 使えるツール・対応できる作業 |
| ポートフォリオ | 成果物の掲載 |
| 自己紹介文 | 何ができる人かの説明 |
| 稼働可能時間 | 週あたり何時間動けるか |
ここで重要なのは、サービス選びより先に、書く中身を用意しておくことです。
私は「今できること」と「これから作るもの」を分けて書くことにしました。
できないことは隠さず、代わりにどう補うかを書く。
この文章は、どちらのサービスでもそのまま使えます。
つまり、プロフィールの準備はサービス選びと切り離して進められます。
参考記事:AI副業のポートフォリオの作り方|実績がなくても信頼を得る方法
登録して分かった「共通していること」
比較すると違いばかりに目が行きますが、共通点の方が重要でした。
実績ゼロは、どちらでも同じスタートライン
当たり前ですが、片方に登録したからといって実績が増えるわけではありません。
サービスを選んでも、実績は作られない。
ここを勘違いすると、比較に時間を使い続けることになります。
募集文の質は、どちらもピンキリ
丁寧な発注者も、雑な募集も、両方にあります。
サービスで判断するより、募集文1件ずつで判断する方が確実です。
「経験者優遇」は「経験者限定」ではない
これも両方に共通していました。
私は「経験者優遇」の文字を見た時点で、そっと閉じていた時期があります。
でも、募集文を最後まで読んでみると、「経験者限定」とはどこにも書いていませんでした。
書いていないことを勝手に読み取って、勝手に諦めていただけでした。
初心者が主軸を決める3つの判断軸
両方登録したうえで、どちらを主軸にするか。
私は次の3つで決めることにしました。
| 判断軸 | 見るポイント |
| 応募したい案件の数 | 自分のカテゴリで、実際に応募したいと思える案件が多いのはどちらか |
| 募集文の具体性 | 条件が明記された募集が多いのはどちらか |
| 画面の続けやすさ | 疲れた夜でも開けるのはどちらか |
注目してほしいのは、「案件数」ではなく「応募したいと思える案件数」としている点です。
総件数が多くても、自分が応募できない案件ばかりなら意味がありません。
両方登録するデメリットもあります
正直に、こちらも書いておきます。
1. 通知が二重になる
新着案件のメールが両方から届きます。
放置すると、開かなくなります。
2. 提案文が雑になりやすい
両方に同じ文面を使い回したくなります。
しかし、募集文に合わせて最初の一文を変えない提案は、まず読まれません。
3. 時間が分散する
会社員が副業に使える時間は限られています。
平日の夜に集中できるのは、実際には1時間弱でした。
その中で2つのサービスを均等に見るのは、現実的ではありません。
だからこそ、主軸を1つに決める必要があります。
私はこう決めようとしています
最後に、現在進行形の話を書きます。
私はまだ、主軸を決めきれていません。
決められない理由ははっきりしていて、判断材料が足りないからです。
そこで、決め方の方を先に決めました。
- 2週間、両方の案件一覧を毎日5分ずつ見る
- 「応募したい」と思った案件を、その都度メモする
- 2週間後、件数が多かった方を主軸にする
考えて決めるのではなく、記録して決めることにしました。
頭の中だけで比べると、どうしても「なんとなく」で終わります。
実際に応募したいと思った回数は、嘘をつきません。
なお現在、本業が立て込んでいるため応募は止めています。
そのため、この判定はもう少し先になる見込みです。
結果が出たら、この記事に追記します。
まとめ:比較で止まるより、登録して動いた方が早い
今回は、クラウドワークスとランサーズの違いと、初心者の選び方をお伝えしました。
この記事の要点
- 迷っているなら両方登録でいい。登録は無料
- ただし主軸は1つに絞る。会社員の時間では両立できない
- 手数料は「率」より「段階制か一律か」の仕組みを理解する
- 初心者の金額帯では、手数料の差は判断材料として弱い
- 主軸は「応募したいと思える案件が多い方」で決める
私は、どちらを選ぶかで2か月動けませんでした。
その2か月で失ったのは、2か月そのものです。
登録も応募も、やり直しがききます。
合わなければ主軸を変えればいいだけです。
比較記事を読み続けている時間は、進んでいる感覚があります。
でも、外から見れば、何もしていないのと同じでした。
まずは今日、どちらでもいいので登録して、案件一覧を5分だけ眺めてみてください。
比較記事10本より、その5分の方が確実に判断材料になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
FAQ
クラウドワークスとランサーズ、本当に両方登録していいのですか?
問題ありません。登録は無料で、両方に登録することによるペナルティもありません。実際に中を見ないと比較できない情報が多いため、迷う時間が長引くくらいなら両方登録した方が早いです。ただし、応募の主軸は1つに絞ることをおすすめします。
手数料が安い方を選べばいいのではないですか?
最初の1件を受けるまでは、手数料の差はほとんど影響しません。初心者が受ける小口案件の金額帯では、差額は数百円から千円台にとどまります。手数料が効いてくるのは単価が上がってからなので、最初は「応募したい案件があるか」で選ぶ方が合理的です。
実績ゼロでも登録して大丈夫ですか?
大丈夫です。どちらのサービスも実績ゼロから始めた人ばかりです。重要なのは登録の可否ではなく、プロフィールに「何ができる人か」を一行で書けるかどうかです。ここが空欄のまま登録すると、手が止まります。
副業禁止の会社に勤めていますが、登録だけしてもいいですか?
登録自体は報酬の発生を伴わないため、多くの場合は問題になりません。ただし就業規則は会社によって異なりますので、必ず確認してください。報酬が発生しない範囲(プロフィール作成、ポートフォリオ準備、手順の言語化)までは進めておくことができます。
主軸を決めた後、もう片方は退会すべきですか?
退会する必要はありません。主軸のサービスで受注が安定してきたときに、もう片方を再開する選択肢が残ります。アカウントを残しておくだけならコストはかからないので、通知設定だけオフにしておけば十分です。
